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↑シュールな手彫りの河童さん。
そよ風ホールのある田主丸の町には、
河童が現れるという伝説がある。
たしかに開演前、草木がさわさわと波打つ原っぱを
眺めていたら、今にもその辺りからひんらり現れそうな風がざわっと...
そういうの、なんだかわくわくする。
会場には、懐の深いあたたかい音の空間がうまれた。
時空を超え秘された地に飛び込んだような瞬間も、あった。
詳しく言うとね、ピアノに向かって右少し斜め前、
客席に向かって左後ろくらいに、その入り口があった。
うっとりするような一瞬。
公演が終わってから、ゆったりと流れる筑後川を眺めながら
一句詠みました。ラジオ番組「クロスオーヴァーナイト」来月放送分で
披露するつもり。
皆さん、素敵な時間をありがとう。
またお会いしましょう。
Wカップの試合の結果をずっと的中させている
不思議な予言タコが、ドイツの水族館にいるそうで。
ドイツvsスペイン戦も予想が的中したから
ドイツのサポーターの中にはこのタコ君を「シーフードサラダにしてしまえ」
なんて叫んでる人もいるらしく。
なんて物騒な。
タコはただ、食材を、普通に、いただいてるだけなのに!
なんでも、このタコの「スペイン亡命」案まで検討されてるとか。
とっても馬鹿げてるけど、なんだか楽しいわね。
それにしても、どうして「タコ」なんだろう...
。。ともあれ、スペインから無事に帰国、
明日には11日のそよ風ホールのコンサートのために福岡・久留米市へ。
ギタリスト/山野修作、ベーシスト/マットクローシーとのトリオ公演です。
マドリッドで書きたての新曲も一曲ご披露する予定。
会場でお会いましょう。
街を歩いていると、ときどき沸き上がるものすごい歓声。
そうだ、今日はパラグアイとのワールドカップの試合だった。
偶然なんだけど、凄いタイミングで来てしまった。。
思えば、これが日本vs スペインだったかもしれないんだよね。
あ、スペインが勝った。。
一瞬、信じられないような音の渦がマドリッドを包んで、
次の瞬間は人々の大合唱。特大の国旗を体に巻き付けたサポーター
たちが大声を出して、涙を流して道端にひざまずく。。
路上では一定の同じリズムを刻むクラクションの大合唱。
皆、車の窓から旗を振りかざして叫び、身を乗り出して狂喜乱舞。
何時になっても、たぶんプラド通りのパーティはおさまらないね。
まるで、フラメンコのサパテアードがどんどん速くなっていく、
「どこまで行くんだろう」っていうあの感じ。
招待を受けて、サルスエラ国立劇場の「DE DANZA XX」公演へ駆け込む。
ナチョ・ドゥアトが率いる王立舞踏団による三部構成のステージ。
一部はほんの数名のダンサーが登場するのみ。色や形も最小限に
押さえていて衣装もモノトーン。極限までシンプル、全編に
流れるピアノソロはスペインの作曲家グラナドスの曲。
二部は「え、そこまで?」と思うくらい斬新な振り付けに
ビート中心のノイズ音、三部は民族音楽をモチーフに朗々と
”語る”系の声楽を差しこんできた。
思い描いたイメージを、なにも恐れずひたむきに表現する
その”振り切り”感が凄く気持ちいい。
ステージ自体がミニマルなだけに、音の存在感がとても際立つね。
モダンアートにフォルクローレを織りまぜたステージを
クラシカルで絢爛な建物の中で見る、そんなアンバランスもいい。
マドリッドに来てます。
朝から夜までまるで天気が読めなくて、
一日中折りたたみ傘が手放せない。
大雨、強い太陽、小雨、また太陽。
スペイン広場を抜けて小高い丘に建つ王宮、
Palacio Realが見えたところで
今度は大雨と強い太陽が同時にやってきた。
極端だな。。
壮麗、荘厳な王宮。「玉座の間」の壁を覆っている
ぞくっとするような深いワインレッドが脳裏に焼き付く。
王宮の奥にはガラスケースに大事に格納されたストラディバリウスたち。
美しい。。でも楽器は音を奏でたくて堪らないだろう。
何世紀もを生き抜いてきたストラディをしばらく眺めていたら、
美しく強かで、憂いのあるメロディが聴こえてきた。
この丘には天気雨が似合うと、ふと思った。