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いま、都心から遠く離れた、山の中にあるピアノ部屋に
籠って一人でピアノを弾いています。
もう何時間も弾いていて、ふと手を止めたら、
ショーン、ショーン、という古時計の音が。
もう9時になったのか。
山の夜は、しっかりと暗い。
闇が濃い分だけ、音も深閑とひびいてくる。